処暑の宵 ― 涼と実りの調和 ―
夏の熱気が静かにほどけ、
夜風にマツムシの音色が溶け込む頃。
実りの葡萄を囲み、
夫婦はそっと杯を重ねる。
足元には、いつも変わらず寄り添う愛犬たち。
膝の上では、安心しきった猫たちが眠る。
言葉は多くなくてもいい。
同じ景色を眺め、
同じ季節を感じ、
同じ時間を重ねていくこと。
それこそが、家族という名の豊かさだから。
人も動物も、
誰かの居場所となり、
誰かの幸せを願いながら生きている。
涼やかな虫の音に包まれた処暑の夜。
何気ないひとときが、
かけがえのない宝物であることを、
そっと思い出させてくれる作品です。
アクリルスタンド
0コメント